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ブログ『日々のお手入れ:グルーミング』



目次

ワンちゃんのグルーミング

ワンちゃんは自身でグルーミングをすることはあまりありません。
ワンちゃんの健康チェックも兼ねて定期的にグルーミングを行いましょう。

爪切り

ワンちゃんは運動中に爪が地面とこすれることにより、少しずつ削れ、基本的には伸びすぎることはありません。

年齢を重ねてくると、ワンちゃんの筋力が低下し始めます。
その結果、歩く、走るなどの運動を嫌がるようになります。
その結果、爪が削れにくくなることで、爪が伸びやすくなってしまいます。

爪が伸びすぎると、ワンちゃんが歩きにくい、根元から折れる・巻き爪のように皮膚に食い込むなどの怪我、関節(指)の変形を起こす可能性がありますので注意しておきましょう。

足回りカット

年齢を重ねて筋力が低下してくると、足腰が少しずつ弱くなり、「踏ん張る」ことが苦手になってきます。
ご自宅内で飼育されていてフローリング環境の場合は、足回りの毛が伸びてしまうと、滑りやすくなり転倒によるけがにつながることがあります。
また、毛が伸びすぎた状態が長く続くと、皮膚の炎症につながります。
足回りの状態をチェックしてあげてください。

肛門腺しぼり

年齢を重ねてくると、ワンちゃんは肛門嚢にたまる分泌物を自力で排出することが困難になります。
お尻をこすりつけだしたら、要注意です。
放置しておくと炎症を起こしたり、肛門嚢が破裂してしまいます。
特に小型犬の場合は元々の排出能力が低いため、溜まりやすい傾向があります。
診察時に簡単にケアできますのでご相談ください。

ネコちゃんのグルーミング

ネコちゃんはキレイ好きです。
自分自身でグルーミングを行うことも多いですが、その子の性格や加齢によって飼い主様が気を付けてあげる必要もあります。
健康チェックも兼ねて定期的にグルーミングを行いましょう。

ブラッシング

ネコちゃんは本能として定期的に自分で体を舐めることで毛づくろいをしています。
舐めた毛のほとんどは飲み込んで便と一緒に排出されますが、胃の中で丸められて吐き出すこともあります。
しかし、上手に出せないと「毛球症」といった問題が起こります。
その予防として毎日の「ブラッシング」が大切です。

ブラッシングをしてあげることのメリットは、見た目の毛並をキレイにするだけでなく、皮膚の血行を良くするマッサージ効果もあります。
ただし無理矢理行うことはしないようにしましょう。
ネコちゃんがブラッシング嫌いにならないよう、本人のペースに合わせて毎日少しずつ始めていきましょう。

耳のケア

定期的に耳の中の様子をチェックしてあげましょう。
ネコちゃんはワンちゃんに比べ耳の中が汚れにくいと言われていますが、
体質的な問題で汚れやすい子もいますので注意が必要です。
汚れを放置すると外耳炎などの原因ともなります。
耳垢の量や耳の赤みの有無、臭いなどをチェックしてください。

爪切り

ネコちゃんは自分で爪とぎをしますが、住環境の問題や加齢により、爪とぎができない・しなくなる子もいます。
そうなると、爪が厚くなって隠せなくなったり、巻爪になったりすることがあります。
(人もそうですが、巻爪は本当に痛いです・・・。)

伸びすぎた爪はネコちゃん&飼い主様の両方に危険になりますので、定期的に切ってあげることをお勧めしています。
ネコちゃんの爪を切る際は必ずネコちゃん用の爪切りを使用してください。

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